マインクラフト 革命的ゲームの真実の本を読んだのでレビュー。ゲームへの愛が伝わりました

今や世界中のプレイヤーを虜にしているゲーム。
「マインクラフト」
もともと制作者のマルクスが作ったサイトからしかDLできなかったのに
XBOXLIVEやPSストアでも配信が決まるというメジャーゲームに。
私はこの本を都会の本屋で見つけて面白そうと思いましたが
1,836円とお高めだったので買いませんでした。
ところがキンドルで検索すると
キンドル版で285円で売っていたので即購入。
どうも運に恵まれたようで後日キンドルを見たらもっと高い値段になっていました。
今現在のキンドル版はこの値段↓
それでも本を購入するよりずっと安いです。
あとここまで書いていて何ですが私は
「マインクラフトやったことないです」
それでも周りで結構流行っているので(周りで流行るとやる気がなくなるのが私の悪い癖)
流行っている物の裏側を見れば差がつくぞという邪な動機で買いましたが
いやはや面白い本です。ゲームへの情熱とはこうあるべきというお手本を見ました。

どんなゲームかは私が説明するより皆さんの方が詳しいと思います。
要はブロック使って建築を楽しむゲームです。
作者のマルクスはレゴブロックが好きだそうです。
確かにマインクラフトはまんまレゴブロックのゲーム化みたいですね。
本ではゲームとしての「マインクラフト」だけでなく
教育用ソフトとしての「マインクラフト」を紹介したり色んな面からこのゲームにスポットライトを当てています。
エデュケーション(教育)とエンターティメント(娯楽)を組み合わせたエデュティメント。
1980年代からある言葉だそうで驚きました。

つまり「教育効果のあるゲーム」としてマインクラフトが現実に学校で取り入れられているのです。(そんな学校に通いたかった)。
ブロックを積み上げる、というシンプルな操作で世界大戦時代の国の様子や原子結合の世界に子供達が入っていける・・・それだけでアクビが出ない授業ということが伝わってくるだろう?
誰かが作った教育用ゲームではなく教師自身が作れるエデュティメントとしてこれから先も「マインクラフト」は広がり続ける。もうマルクスの発明は単なるゲームの枠組みでないことを本では取り上げている。
もっと書きたいことがある。
マルクスのゲームについての熱意だ。
プレイヤーとして、クリエイターとして
どのような視点を持っていたか?
彼が子供時代、どのように過ごしたか?
そしてゲームクリエイターと企業。
この関わり方が独立してどうなったか?
とてもブログ記事1回で終わるような内容ではないし
私も色々と思うことがあるから書き出すと連載小説のようになるだろう。
ひとまずこの偉大なゲームの歴史とマルクスの人物像に触れてみてはいかがだろうか?
ただのゲームの本ではなく、独立して稼ぐことを目標にしている人にも刺激になるかもしれない。
「マインクラフト」世界で最も愛されるクリエイティブなゲーム。

・・・ちなみに日本ではRPGツクールが学校に取り入れられたりしてるんですがあまり知られてはいないようです。アカデミック版があるんですよね。
リンクを貼っておきますので興味のある方はぜひ↓
https://tkool.jp/products/rpgvxace/academic.html
今の子供達にとってはマイクラがクリエイティブなゲームでしょうが
私にとってはRPGツクールがクリエイティブなゲームなんだよなあ。
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